そろばん学習とは?

電卓、スマホ、パソコンを使う時代にそろばんとは?」多くのみなさんの素朴な疑問ですね。3月に様々な県の特徴を取り上げるTV番組で沖縄県民の若い人も年配者の人も「子供のころのそろばん学習者の今の仕事での活用」の紹介があったり、TVのニュースでも「あんざん能力」がよく取り上げられるテーマですが、そろばんを実際に学んでいる人にとっては実感として「使えると便利な技能」ですね。電卓もスマホもない状態で「頭のなかで計算結果が見えること」は日常生活で十分に役立ちます。技能、能力面ではその点だけでも有益でしょうね。それが今、そろばんを学習する人が増えている理由の一つでしょうね。

今、教室では今週末の検定試験に向けて新1年生から中学生の学習者が練習に励んでいます。なかなか集中して問題に取り組めなった低学年(1年~4年生ぐらい)の生徒が1年ぐらいで20分(7級までの試験の制限時間)のそろばん検定の問題にしっかりと止まらずに取り組めるようになってきています。集中して正確に問題に取り組むことができる「集中力」「注意力」、そしてやり方を問題によって正しく当てはめながら問題を解く「判断力」や「論理的思考力」などもどんどんレベルアップしてきています。問題を最後までやり抜く力としての「忍耐力」や検定で失敗しても次にクリアしていく「復活(リベンジ)力」などもですね。これがそろばん学習で身についてくもう一つの面ですね。これもとても大事なものでしょうね。

ところでこのような内容に関連することで、先月3月末に、地元の少し先の自治会さんから「そろばん教室誘致のコラボ企画」のお話がありました。こちらの教室から小山を越えた大人の足で20分ぐらい歩いたところ(子供では30分弱でしょう)の会館でのお話です。まだ一人ではなかなかこちらの教室や新百合ヶ丘、たまプラーザ・あざみ野のそろばん教室などに通うことができない地域の幼児、小学生に向けて読み・書き・そろばんなどのリテラシーを地元で学習し、高めることが主な目的となっています。さらに、シニア向けの脳トレ、認知症対策トレーニングも別時間(こちらは月2回予定)で実施予定で、6月ぐらいからニーズがあれば、会館の利用可能日とこちらの曜日都合から、週1回(火曜日)でそろばんを学べる企画で動いています。どちらも、こちらの教室で長年実施のコンテンツのコンパクト版企画で5月前半の祝日、土曜日に体験日を設けており、関連地域でちらしが配布されています。本格的に学習する場合には、複数日通えるそろばん教室の方が技能アップや、習得スピードは速く、おすすめしますが、このような地域企画もよい活動と思いましたのでこのお話を進めています。こういう機会も地域活性化、レベルアップア化の可能性もあり、とても面白いですね。

新年度が始まりました。

そろばんは今日、4/1(月)から新年度、2024年度のスタートです。昨日には、各人のクリアファイルを新学年に交換しています。もう1年たったということですね。学校は今週末、あるいは週明けからのようですが、期変わりは、心機一転、新たな気持ちで取り組んで欲しいと思います。また、今日、明後日の4月はじめからの入学者も3人います。まずは、教室に慣れることからですね。頑張ってみましょう。

既存のメンバーは来週が4月の検定試験となります。今回は、暗算、読上算の受験者が多数です。特に、新3・4年生が一気にレベルアップをはかっていますので、結果をだせるように頑張りましょう。できるようになると面白くなるだけでなく、レベルもどんどんアップしていきますね。何事もそういうものですね。その段階までまずはやってみることが大事ということですね

ところで、先月3月末、庭の木に巣づくりしていた山鳩の雛が巣立っていきました。2週間ほど手の届く、目の前で、毎日育つことを静かに見ることができていましたが、2羽ともあっという間に大きくなって飛び立っていきました。翌日、帰巣本能があるのかどうかはわかりませんが、庭の木に(恐らくそうだと思いますが)2羽とも1時間ほど戻ってきていました。3月の卒業時期に雛の巣立ちもみれたというのも何かあるようで、面白かったですね。

新年度を迎えるにあたって

教室でも3月での卒業生もいますが、4月から学年が1つ上がります。上の学年に行くにしたがって時間の使い方が大事になりますね。やらなければならないこと、やりたいことも増えてきます。「上手に時間を使うこと」を学ぶことが必要ですね。「タイムマネジメント」をということです。受け身の時間の使い方から主体的、自主的な時間の使い方に変えることがどれだけできるかでしょう。そろばんだけでなくどのような学習も、前向きに努力をすれば必ずステップアップできますが、そうでない場合にはなかなか身につきませんね。大丈夫でしょうか。

さて、教室では4月中旬の「教場検定」、5月中旬の「全神奈川通信珠算競技大会(県通信)」の練習にも入っています。後者は基本をしっかり確認するものです。年に2回の大会に8級以上練習者全員が参加し、半年の学習の成果を確認します。学年は全く関係ありません。珠算3級以上の練習者は、5月の「チャレンジ大会」の選考もです。昨年も優勝のトロフィーを6本もらえた大会です。ほぼ同じレベルの人とのクラス別の競技大会ですので、対象者には伝えていますが、参加希望者は今年も是非頑張ってもらいたいですね。すでに県通信の過去問題で、練習時の結果を自己採点した人は、半年前よりも100点アップ以上もたくさんで、ずいぶんできるようになっていることを得点で実感し喜んでいます努力は結果としてあらわれているということですね。

また、体験を含めた様々な問い合わせも増えています。「暗算(あんざん)、フラッシュ暗算の学習希望」(もう一つ、読上暗算といういう暗算もありますが)があるのは、今の時代にあっているといえますね。「記憶力」も鍛えられる頭の中で計算する、電卓やそろばんというツールを使わない計算力はやはり時代変わらず便利で、あったらいいな」の技能なのでしょうね。それをどのレベルまでできるようになるかは努力と時間のかけ方次第です。このコンピュータもスマホも使わずに使える技能は、これからのコンピュータやAIが大きく支配し始めるこれからの時代に、差別化できる人間力を高める一つの重要な能力かもですね。そろばんを「そろばんというツールで計算することというイメージしかない多くの方」には知ってもらいたいことかもですね。

優良生徒表彰式(2024/3/3)

毎年3月の第1日曜日に開催の「優良生徒表彰式」が今日、3/3()に、川崎の「川崎市産業振興会館」で開催されました。令和5年度(2023/1月~2023/12月)の12月までの1年間の成績からの表彰です。教室からは今年も13人(昨年13人、一昨年11人)の晴れ舞台でした。表彰された皆さん、おめでとうございます。全体では130名を超える表彰者の盛大な表彰式でした。オープニング映像、フラッシュ暗算ではじまり、日本珠算連盟本部表彰、川崎珠算協会表彰、四種3級以上表彰、5種3級以上表彰、段位取得者の模範演技、抽選会のイベントでした。川崎には優秀なそろばん学習者がたくさんいることを見ることもできました。

今年の教室から参加者の13人は、四種1級、5種1級以上合格の1人(6年生)、四種2級、5種2級以上合格の4人(4年生2人、中学生2人)と、四種3級、5種3級以上合格者が8人(3年生5人、4年生2人、5年生1人)で、昨年に引き続き2年連続の13名の教室の過去最高の成績でした。そして今年も、日本珠算連盟の「5種表彰者(珠算、暗算、読上算、読上暗算、フラッシュ暗算)は、今回のこの川崎珠算協会の式典での「5種表彰者全体の 46人中の12名 が教室の表彰者 」というとても素晴らしい結果を残せました。教場別の全5種目の3級以上をクリアした5種表彰者数は、参加24教場の中で今年もギリギリトップの成績でした。トータル能力の証明になる5種表彰者の輩出を目指す教室としては結果を残せましたが、一人一人の頑張りがなければできない内容です。毎年、継続してもらいたいと思っています。

その次の来年の表彰者の候補の四種4級以上合格者もすでに13名います。該当者には、賞状とメダルを教室で渡します。来年、表彰者になり、トロフィーをもらえるようにしっかり頑張ってほしいと思っています。習い事としてのそろばん学習の一つの結果として残せたらですね。

学ぶ事と能力開発

地域の学校がインフルエンザの感染の広がりで学級閉鎖が続いてしまっています。感染症に対する免疫力が下がってしまっていることも大きな理由でしょうね。体力、回復力、免疫力を高めることも大事なことですね。教室でも先月から順番にお休みの人が続いています。学校も習い事もお休みしてしまうと仕方がありませんが学習機会・時間が減り、能力は下がってしまいます。自宅待機の場合でも少しでもできることはこなすことが大事ですね。そういう準備もしておきたいことですね。

大学生ぐらいまでは働いて稼ぐことではなく「学ぶことが本来の仕事」ですね幼稚園、小学生、中学生ならば「知らないことを学んだり、できないことをできるよう習得すること」といえるでしょうね。「準備の人生」の期間ですので一人で生きていく本番の人生に入る前にどれだけ頑張れるかです。そういう意味で、学校での様々な学びや集団生活の疑似体験、習い事での知らないことできないことを学ぶことは能力開発のためにもとても重要でしょうね。同じ時間を何に使ってきたかの学習歴、体験、経験の違いは将来差になりますね。

その点で「将来の可能性を高める、広げるための時間」がどれだけ確保できているでしょうか?要は「自分の能力を向上させること、大人になってからでも使えることのためにどれだけ時間を使っているかですね。どうでしょうか? 目の前のことだけではないでしょうか? 今はすぐには使えないかもしれないけれども「将来役に立つ」「使えたら便利、有益」「知っていたら使えるなど、そういうことにどれだけ時間をかけようとするかが大事でしょうね。勉強もある程度以上は必要です。知らなければその先は見えない、一定レベルに到達しなければその先はないからですね。また、小中高時代の習い事、楽しんだスポーツ、部活、趣味、あるいは音楽の楽器の技能などなども大人になってからではもうできないことはたくさんありますね。将来のための能力を磨くための時間は無駄ではないと思いますがどうでしょうかね。

2月試験場検定結果(速報)

2月11日()の試験場結果の合格者番号が発表されました。教室からも11人が受験(インフルエンザで1人欠席)してきましたが、結果は、日商珠算2級が3人(3年生2人、4年生1人)、日商珠算3級が2人(3年生1人、5年生1人)の5人が合格できました。よく頑張りました。いつもと違う試験場での試験でしたので特に3級は環境の雰囲気にのまれてしまい、普段の力を発揮できなかったメンバーもいたようですね。

今回の合格者は全員が女の子でした2級は本番に強い(?)メンバーが合格点を本番でとって駆け上がった印象ですね。前日の任意参加の練習でも合格ラインにギリギリでしたが、検定本番で結果を出せました。3人とも来月の表彰式で、5種3級以上合格者で表彰されますが、今回で1人は5種2級合格者にも到達(来年の表彰者資格取得)で、残りの2人もあと一種目になりました。3級は1人は直前練習ではギリギリでしたが、2回目の受験でやり切りクリア(5種3級以上合格者)でき、もう1人は前回過信(?)で不覚を取り(?)、今回満を持して(?)の合格(5種3級以上合格者)でした。

ただ、1級、2級、3級とも練習時には合格ラインにいたメンバー何人もが残念ながら本番で合格点をとれませんでした。本番に強い人、弱い人もいますので、試験場での検定ではなかなかうまくいかないこともありますね。平常を保てるメンタル面の強化と正確性の意識を高める必要性がありそうですね。いつもと違う本番環境でいつも通りの力を発揮するためには、自信過剰にならず丁寧さを普段以上にとなりますね。次回6月にリベンジです。

2月教場検定結果(速報)

先週実施の2月教場検定結果を貼り出しました。なお、2/11曜日の試験場検定の結果は来週の水曜日です。今回は、全体としては、珠算、暗算は良い方で、読上、読上暗算は3級以上は残念な結果で、下級はまあまあでした。今回の3種目同時合格者は4年生の女の子の1人のみ。暗算、読上系の無い教室から10月からの転塾での初の検定にチャレンジでしたが、3種目(珠算・暗算・読上算)ともクリアできました。一方で、今回も受験した種目がどれも合格できなかった人もいます。次回にリベンジです。何種目か受験すれば、どれかが合格できるだろうというような甘い考えではやはりダメですね。

種目別では、珠算は、15人申込(2人インフルエンザで欠席)の受験13人中、9名の合格でした。準1級は届かず、準2級は1人、4級、5級は合わせて5人、8級・9・10級は全員合格です。8級の合格は年長さんの女の子です暗算は、前回12月からだいぶリベンジして、1級1人、2級2人、3級~6級は1人だけ届かず、8人が合格できました。よい方です。読上算、読上暗算は前回はたくさん合格できましたが、今回は、3級以上は玉砕です。続きませんね。ただ前回不本意な結果だった、読上算6級は、4人クリア、読上暗算も4級、5級で5人クリアです。リベンジできたようには思います

検定試験」は、普段と違う雰囲気、環境での試験ですので、落ち着かなかったり、あるいは上がってしまっていつものような結果が出せない人もでます曜日の試験場検定は特に会場が変わります。今後、中学や高校の受験や英検などでは当たり前ですが、はじめての場合には特にですね。そういう意味でもそろばんの検定で普段の練習のときとは違う検定試験という場を経験することはよい体験と思います。試験という場で「普段と変わらずにできるメンタル面を磨くこと」はやはり「慣れ」ですよね。結果が伴えばよいですが、それだけでなくこういう機会も大事でしょうね。

スタートダッシュに向けて

1月も終わり、来週の2月の検定試験を受験するメンバーは最後の仕上げに向かっています。冬休み明けは、やり方を忘れたり、スピード感覚が鈍ったりでしたが、大半の皆さんは2週間目ぐらいには勘を取り戻しています。今回2月は、珠算3級以上の試験場検定に11人がチャレンジします。頑張って欲しいですね。教場検定は今回は冬休みがあったことから4月検定に受験を延ばしたメンバーもいましたのでいつもよりは少ないですが、珠算5級クラス、読上算6級あたりのメンバーはとくに頑張っていますね大半が3、4年生のです。合格点に到達し、次々連続して高得点を取るメンバーも増えています。2か月前にはまだまだでしたが、その目標に向けて努力をし続け、練習でも頑張ることで結果が伴いはじめると楽しくなってきているのでしょうねすべてのことに共通することでしょうね。

また、まだ入学したばかりの初心者クラスの年長さん、1年生、2年生も教室に慣れ、前向きに頑張っている人が一気に増えました。計算も早くなり、算数のドリル(基礎学習練習帳)の内容も、計算だけでなく1年生でも文章題もできるようになっています。最初はそれほどやりたいと思っていなかったとしても、できることが増えてくるととても楽しくなるのでしょうね。送迎なく1人で通ってくる1年生が何人もいますがとても楽しそうに学習しています。そういう機会として様々な習い事は使えばよいですよね。そろばん技能は少しずつでも大丈夫ですので、まずは1年以上は続けてみてでしょうね。

ところで、1月のフラッシュ暗算検定は練習不足が目につきました。スタートダッシュとは全然言えませんね。ただ、最終日には、3人一緒に受験の女の子の3人ともの一斉合格もあり良い印象でしたが、全体としてはボロボロでした。休み明けの試験はそういうこともありますね。また、今回の10名の合格者は2、3年生だけでした。4年生以上は確かに有段者レベル(3桁の加算問題)が多いので難しいですが、2か月ごとにチャレンジできますので、3月にリベンジです。

1/10からはじまります

2024年に入りました。今年は、カレンダーの関係からそろばんは、1/10(水)から始まります。既存のメンバーは休み明けは、例年通り、まずは勘戻しからですね。今年は「指トレーニング」「読上の練習」「集中力トレーニング問題」と「休み明け確認問題」から始めて、やり方忘れを先に解消していきます。いつものことでスピードも落ちていますので、来週中に元に戻せればよいでしょう。ただ、練習をしなかった人(さぼった人?)で「できると思っている人」は、実際やってみて「休むとできなくなる、技能は落ちる」というその違いを実体験、実経験することですね。これが自分自身でわかることはとても大事なことですね。スポーツと同じです。

それから、体験の問い合わせも増えてきています。毎年、教室は通年入学者はいますが、年末ごろからの入学のある年は、このタイミングから6月ぐらいが多くなります。今は、11月以降に入学の5人、新年明け入学の1人がいますので、既存のメンバーもしっかりと練習に取り組み、追いつかれないようにですね。そういう意味では、年末にコメントした「第34回の全神奈川通信競技大会」のチャレンジ賞入賞の6人だけでなく、今回、前回5月比で100点以上のアップ者は13人、それも12人は2~4年生ですしっかりとたくさんの人が頑張っていることはわかりますね。

ところで、昨年2023年の入学組は、珠算6級&暗算5級合格の2年生の男の子1人を筆頭に、4人が珠算8級、年長の女の子1人が珠算9級に合格できました。まだそのレベルに到達できない人もいますので、個人差はありますが、全員が徐々にレベルアップできています。その前の一昨年2022年に入学したメンバーからは今年も、珠算3級の合格組が何人もでてきそうですね。まずは来月の2月の試験場検定からです。皆、今の努力が継続できるならば、年内で5~6人位は届くかもで、四種3級、5種3級以上合格(来年の3月の表彰対象者)も夢ではない感じですね。全員が自分のレベルを一つずつクリアしながら、頑張ってほしいですね。

2桁のかけざん

小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる本 」というのが、2023年年間ベストセラー総合1位を獲得されたようですね。「 99×99まで暗算ができる 」という内容のもの同様に読まれているようです。このことは「2桁同士(2桁×2桁)のかけざんができると算数、数学にメリットがあると感じている方が多い」ということですね。ただ、そろばんを一定期間習って、日商検定の例えば暗算2級以上の技能を持っているそろばん学習者にとっては2桁同士のかけ算はものの数秒(検定で合格するためには8秒でできる計算技能です)で簡単にできてしまうことですただ、そろばんを習ったことがない、習っている人が周りに少ないと飛びつきたくなる内容ということなのでしょうね。

かけ算の算数のテクニックとしての計算方法にはいろいろなものがありますが、この本の内容を含めて公式同様に覚えておければ、うまく使うことですぐに計算できますが、式を見て使う公式を使いこなせない人にはなかなか難しいことかもです。ところが、そろばんでの計算は公式ではなく、そろばんを使ってのかけ算方法ができるかどうかです。ただ、そろばんを使った計算方法は覚えてしまえば汎用的ですが、暗算(あんざん)として頭の中で使いこなせるようになるには少なくとも2年ぐらいはかかりますので、それができるようになるには残念ながら1日ではできないものですね。ということから、まして、そろばんを知らない人にとっては得する計算方法として飛びつきたくなるということですね。

となりますが、今、教室では全体の1/3ぐらいがこの2桁同士(2桁✕2桁)以上のかけ算ができるようになっています。やり方は違いますが、ベストセラーになった本のレベルには1/3ぐらいの人が到達しているということです暗算(あんざん)を学習できるそろばん教室では一定期間で大半の人(普通に努力できる人なら)ができるようになるということですね。ただ、当教室では暗算の練習に入るには約1年そろばんの練習(そろばんの珠を使った計算方法のマスターの為)をして、珠算7級の技能がある状態ぐらいからとしています。そして、暗算の練習に入り、最初の暗算の検定試験を受験してから約1年で多くの人はこのレベルができる技能に到達します。とはいえ、このレベルにきていれば恐らく学校の算数の計算問題を解く内容では常に上位と思います。

こういう計算、暗算の技能を少し時間はかかりますが、小学生時代に身につけてみるというものどうですかね。さらに、その検定に合格するためにはかけ算だけでなく、みとり暗算(足し算の暗算、2~3桁同志の加算)、わり暗算(4桁÷2桁)も同様にできるようになります。確かに合格するには相応の練習、訓練が必要になるこの技能は、大いにメリットはあるように思いますが、期間、費用との天秤かもですね。ただ、この内容の本がこれだけ売れていることからは、もし、このような内容に興味があれば、お近くのそろばん教室でこの技能の話を聞いてみてはと思います